工場閉鎖後の再就職、難航…

工場閉鎖後の再就職、難航…

閉鎖工場の再就職7割、雇用創出難しく…山口・光

 

 シルトロニック・ジャパン光工場の閉鎖、更に閉鎖しかねないルネサスエレクトリニクス(共に半導体工場)の動向を前にして、山口県は新たな雇用創出に窮しているというニュースが昨年秋に流れました。

 

 韓国を中心とした新興国の半導体技術の向上と近隣諸国と比較して人件費が高く、それがそのまま製品(半導体)の価格高に繋がり、価格競争力が低下していったことも一要因ではないかと思うのですが。

 

 いすれにしても豊田市のトヨタ、日立市の日立、酒田市の本間ゴルフ、野田市のキッコーマン、池田市のダイハツ、門真市のパナソニック、刈谷市のデンソー等々、特に今回は東京都を除外した例を見ましたが、このように地域を支える地場産業となっている工場は全国にたくさんあります。

 

 こうした企業がひとたび不況の矢面に立ち、大量リストラ、ましてや工場閉鎖となっては地域の雇用に大きな打撃を与えるのは必定です。これはある意味、大きなリスクと隣り合わせの状態ともいえます。しかしながら、工場、主に製造業は、敢えてパートを希望する主婦層等を大量に採用する傾向にあり、地域振興にとって欠くべからざる存在ともなっています。
 このためこの利を生かしながら、リスクが集中するのを避け、また地域活性化や財源確保のため等の目的で、工場専用に分譲または賃貸する○○工業団地というものがあちこちにみられます。

 

 こうした一大工業団地が生まれると、地域の雇用は大幅に向上します。地域に生まれた者が地域の中で就職し、働く…こうした現象は地域年齢を若くすると同時に、地域の活性化にとってとても重要な要素だと思います。